跳び箱方式
ここに飛び箱がひとつあるとします。
3段だとしましょう。この高さの飛び箱なら、練習して少し鍛えれば誰でも飛べる、そんな飛び箱です。
私共の3段、4段の飛び箱を飛び越える練習は、それはしつこいものです。
繰り返し、繰り返しやらせます。これは「稽古」です。
3段4段の飛び箱が確実にスムーズに飛べるようになると子どもの心に自信と余裕が生まれます。
これが大事。
3段4段の飛び箱の先に、少し距離を置いて6段の飛び箱を置いておきます。
3段4段の飛び箱を飛ぶ練習を繰り返しやって自身をつかんだ子どもには勢いがあります。
絶対に、6段の飛び箱を狙います。
飛んでやろうと思います。この6段の飛び箱を飛ぼうとする時は、なるべく教えません。
ただ6段の飛び箱を飛ぶ時の体の使い方を、その前は徹底して体得させます。
その先は教えず見守ります。
子どもは自分で飛ぶのです!